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2016-10-03  カテゴリ:PHP

Posted by yamada

[CMS]CMSという選択肢と外注する選択肢

サイト制作においてはもう猫も杓子もCMSという状態です。
相当小さい企業のコーポレートサイトも大抵CMSが入ってる。
小さい個人商店ならば紙とペン片手に人力でサイトを更新していることもあるが、やはり、便利さならCMSを使うしかない。

そんなCMSでも色々とある。
CMS自体の選択肢は色々あるが、導入に関しても幾つか選択肢がある。
有名どころで言えばWordpressなどがあるし、
ひと昔前に流行ったハムスター諸島という携帯(今でいうガラケー)でサイトの製作、更新ができるサービスがあったが、アレも広義の意味ではCMSと言える。

 

そんなCMS導入時の注意点も様々だ。

まず大きく分けてスクラッチのシステムを導入するかオープンソースのシステムを導入するかに分けられ、
それを外注するか内政するかで分けられる。

今回は外注でスクラッチ(あるいは外注先の独自のシステム)でCMS導入する場合とオープンソースのCMSを外注する場合のメリット・デメリットを伝えたい。

 

まず、オープンソースのシステムを使わず外注先なり社内エンジニアが丹精込めて作ったシステムでサイトを構築する。
外注の場合、僕が知っている中では日立がリリースしているHeartCoreが一番規模が大きい。

こうした外注の場合、CMS自体の性能が高いこともそうだが、
もっと便利なこととしては別で基幹システムをリリースしていることが多く、単なるサイト制作にとどまらない提案をしてくれる事だろう。
そうした何かしらのシステムを一緒に導入できればそのシステムと親和性の高いサイトにしてくれる…ということも有る。
こうしたCMSはサイトのリニューアルを入り口にして色々なビジネスを提案してくれる事が何より魅力と言っていい。

例えば勤めている会社で昔使っていたものだが、会社で買い取っ中古車の在庫状況を管理する基幹システムがあり、
それとホームページに表示される在庫状況がリンクしているというものだった。
基幹システムはリアルタイムで更新されるので、当然ホームページもリアルタイムで更新されるというわけである。
元々は基幹システムだけだったらしいが、後からシステムとコーポレートサイトがリンクする仕組みになったらしい。

他にも通販のようなリアルタイム性が求められるようなビジネスや、サイト更新のノウハウの全くない中小規模の会社なら完全外注は向いていると言える。

他にもサーバー、サイトメンテやシステム更新作業にセキュリティ対策といった面倒で煩雑な保守作業を完全に丸投げできるのでサイトの保守に手間をかけなくてもいいのも嬉しいところだ。

 

逆にこうしたサイトのデメリットとしては、
まず100%後から内政化できない、できても困難を極める

という事だろう。
具体的にはどういう事が起こり得るかというと、僕が4年のPG生活で経験した事は次の2通りである。

1.サイトの所有権を所持できない
システム周りも含めてサイト内データは全て外注先の所有物という扱いになる事。
イメージつきにくいので若干口を悪くいうと、

「そちらとの関係がなくなったらサイトは無くなります。」
「サイトのシステム情報私たちのものです。あなた方に開示しませんし、編集もさせません」

という事である。

こうなると、どんな案件もこなすスーパーエンジニアが社内にいたとしても、サイト内データの編集ができないので手も足も出ない。
サイトを買い取るという選択肢も出そうだが、その場合は高級車でも買うんじゃないかっていう位の金額を請求されるだろう事は想像に難しくない。
向こうも商売だしね…?

2.システム情報はブラックボックスで開発者にしか理解できない

仮にサイトデータを入手したとしても、外注先のオリジナルだったらシステム内は完全にブラックボックスである事が多い。
カスタマイズや不具合の対処といったナレッジは外注先の社内にしかないので内政のエンジニアが触れず、サイト編集の要件があるたびに外注に連絡を取る事を繰り返し、結局外注先に任せておいたほうが良かったよね…..
といった話になる。

 

いかがだろうか。システム、ホームページのを外注するのであれば、一生その外注先と付き合うくらいの気持ちで導入するべきだ。
当然、その外注先も誠意を持って対応してくれるはずであろうし、何か困った事があれば提案事項を出してくれるはず。

弊社ではエンジニアの必要な作業はしない!という事であればこうした完全オリジナルのシステムを導入する事が最良…というのは言い過ぎだろうが、予算が許す限りは良い選択肢にはなるはずだ。

仮にサイトを作るときに内政化を前提とするのであれば、オープンソースのシステムを導入する事を最初に言うか、
極端な話を言うと、そもそも外注しないという選択肢も出てくる。

たかがホームページと侮る事なかれ。
自社で作ったホームページを今後どのように扱っていきたいのか。
「プレスリリース以外は自社のスタッフに対応させません!」
という気持ちで行くのであれば、外注先の所有物になるシステムを導入してもいいだろうし、
「今後は自社内のスタッフがホームページのリニューアルなどを対応できるようにする」
という気持ちなら外注先完全オリジナルのCMSの導入は控えるべきだ。

 

来週の月曜日はオープンソースのCMSを外注、内政化する方針について伝えたい。

 

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